個人事業主のホームページ制作費はいくら? 教室・個人サービスの費用と準備

「ホームページを頼みたいけれど、見積もりが高いのか安いのか分からない」

そんなふうに迷っていませんか。

制作費を比べる前に確かめたいのは、その金額にどんな仕事が含まれているかです。用意した文章と写真を配置するだけの依頼と、サービスの整理や原稿づくりから任せる依頼では、担当する作業がまったく違います。

この記事では、個人で教室やサービスを営む方に向けて、費用の内訳と見積もりの比べ方、自分で準備できることを整理します。

費用は「作るお金」「続けるお金」「変更するお金」に分けて考える

ホームページには、公開するときだけでなく、その後にかかる費用もあります。

区分確認する費用
作るお金構成、原稿、デザイン、ページ制作、初期設定、写真
続けるお金サーバー、ドメイン、作成サービス、予約サービス、保守
変更するお金料金や日程の更新、新サービスの追加、写真の差し替え

サービスによっては、複数の費用が一つのプランにまとまっていることもあります。たとえば保守費にサーバー代が含まれているなら、二重に足さないよう気をつけましょう。

また、「保守」と書かれていても、文章の修正まで含まれるかどうかは分かりません。システムの管理と、ページ内容の更新は分けて確認してください。

保守費用を考えるときは、月額料金だけでなく、公開後に必要な管理と保守契約の確認点も確かめておきましょう。

作り方によって、費用と担当する仕事が変わる

ホームページ作成サービスを使う場合

自分で文章や写真を入れて作る方法です。確認したいのは、必要なページ数、広告表示、独自ドメイン、フォーム、予約サービスとの連携、年間の費用などです。

無料プランがあっても、必要な条件がすべて含まれているとは限りません。まず試してみて、公開時に必要な機能を確かめながら進める方法もあります。

参考:ジンドゥー公式・プラン案内

WordPressを自分で設置する場合

WordPress.org版を使う場合は、動作するサーバー環境を自分で用意します。ソフトウェア自体の利用料だけでなく、サーバー、ドメイン、必要に応じて有料テーマや外部サービスなどの費用も確認しましょう。

公開後のバックアップや更新を誰が管理するのかも、あらかじめ決めておくと安心です。サーバー会社がどこまで支援してくれるかは、契約によって異なります。

参考:WordPress公式・ホスティングについて

制作を依頼する場合

ページ数だけで金額を比べず、次の作業が含まれているかをそろえて比べましょう。

  • サービス内容や対象者の聞き取り
  • ページ構成と原稿の作成
  • 写真や図の準備
  • 予約・相談・見積もりへの導線の設定
  • スマホでの表示確認と、送信テスト
  • 修正回数と、公開後の対応

教室の開催日を載せるサイトと、条件によって見積もりが変わる制作サービスのサイトとでは、必要な案内も受付方法も変わってきます。

相場の数字より、依頼の条件をそろえる

「個人向けのホームページはいくら?」と調べても、原稿の有無や機能が違えば、答えは変わります。

たとえば、次の二つは別の依頼です。

  • 原稿・写真は用意済み。サービス案内とプロフィールを配置してほしい
  • 仕事内容がまだまとまっていない。聞き取りから料金表、案内文、申し込みの流れまで一緒に考えてほしい

後者は、画面を作る以外の作業が多くなります。予算が限られているなら、担当範囲を分けて相談すると、調整しやすくなります。

初年度と翌年以降の総額を計算する

以下は、計算方法を示すための架空の見積もりです。実在する事業者の料金や、市場相場ではありません。

項目仮の金額
初期制作100,000円
保守月3,000円
サーバー・ドメイン年15,000円

この場合、初年度は「100,000円+3,000円×12か月+15,000円=151,000円」です。翌年は、同じ条件なら年51,000円になります。ただし、追加の修正や更新時の料金改定があれば変わります。

金額を比べるときは、税込表示かどうか、何が別料金になるのかも確認しましょう。決済手数料や有料の予約機能を使う場合は、その費用も忘れずに加えてください。

「月々いくら」という契約でも、最低契約期間、一括払いの有無、解約費用、契約が終わったあともサイトを使い続けられるかどうかは確認が必要です。

費用を調整するために、自分で準備できること

1.今回の目的を一つ決める

体験レッスンの予約、個別相談の受付、制作の見積もり依頼など、主な目的を決めましょう。「いつか使うかもしれない機能」は、今回必要なものと分けておきます。

2.サービスの事実を書き出す

誰に、何を、どこまで提供するのか。料金、所要時間や納期、実施場所、依頼後の流れをまとめます。まだ決まっていない部分は、未定だと分かるようにしておきましょう。

3.掲載できる写真や実例を集める

教室の様子、使う道具、納品物の見本など、仕事を説明する材料を集めます。お客さんが写った写真や、お客さんの制作物は、公開してよい範囲を事前に確認してください。

4.自分で更新したい箇所を決める

開催日、空き枠、料金、実績など、どこを自分で直したいかを書き出します。「自分で更新できます」という案内でも、実際にどんな操作ができ、どこまで変更できるのかを確かめておきましょう。

自分で用意したからといって、必ず値引きされるわけではありません。ただ、依頼する仕事を明確にするための材料になります。

見積もりを依頼するときの確認メモ

見積もりを頼むときは、次の点を確認しておくと安心です。

  • 作業範囲と、こちらで用意するもの
  • 初年度と翌年以降の総額
  • 修正回数と、追加費用が発生する条件
  • 公開後の更新・保守の担当範囲
  • ドメインや各サービスの契約者と管理権限
  • 解約時に引き継げるデータと、必要な手続き

金額だけで決めず、自分の仕事に必要な作業が含まれているかを確かめましょう。そして、費用と一緒に、自分がかける時間も見積もっておくことが大切です。

見積もりを受け取ったら、制作を依頼する前に確認したい作業範囲と追加費用で、原稿・修正・公開後の管理まで含まれているかを確認してください。

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