「依頼するには制作費が気になる。でも、自分で完成できるかも不安」
教室や個人サービスのホームページを準備していると、ここで迷うことがありますよね。見本を見ると作れそうに思えても、原稿や操作を調べ始めたら、本来の仕事が進まなくなってしまうこともあります。
自作と外注は、制作費に加えて、公開までに使える時間と、公開後の更新方法で考えましょう。
全部を自分で作るか、全部を任せるかの二択にする必要はありません。必要な部分だけ依頼する方法も含めて整理します。
選択肢は、自作・一部を依頼・制作を依頼の3つ
| 方法 | 主な進め方 | 自分が担うこと |
|---|---|---|
| 自作 | 作成サービスやWordPressなどを使う | 情報整理、原稿、写真、操作、運営 |
| 一部を依頼 | 原稿整理、初期設定などを依頼 | 依頼範囲以外の作業と、内容の決定 |
| 制作を依頼 | 構成や画面制作を契約範囲で任せる | 情報提供、内容確認、担当する運営 |
どの方法でも、誰に何を提供するのか、料金や対応範囲をどうするのかは、自分で決める必要があります。その整理まで一緒に依頼するのか、素材を用意して画面づくりだけを依頼するのかで、お願いする範囲が変わります。
判断① 公開までに、どのくらい時間を使えるか
制作には、画面の操作だけでなく、次のような作業があります。
操作を覚えることが負担ではなく、公開までに余裕があるなら、自作を試してみる選択肢があります。
一方、教室の募集開始が近い、相談や制作の仕事で時間が取れないといった場合は、難しい作業を依頼することも考えましょう。まずは短い文章と写真を一つ入れてみて、作業にかかる時間やつまずきやすい点を確かめると、判断の材料になります。
判断② 初期費用と、続ける費用を合わせて考える
自作でも、サービス利用料、ドメイン、サーバーなどの費用がかかることがあります。外注でも、初期費用のほかに、保守や追加修正の費用が必要になるかもしれません。
比べるときは、初年度と翌年以降の総額、契約期間、解約条件、含まれる作業をそろえて確認しましょう。
自分の制作時間も無視できません。支払いは少なくても、本業の準備や依頼への対応を圧迫してしまうなら、その進め方を続けられるかどうかを考えてみてください。
判断③ 公開後に、何を自分で変更したいか
「自分で更新できるサイト」といっても、必要な操作は仕事によって違います。
| 仕事の例 | 更新する情報の例 |
|---|---|
| 教室 | 開催日、募集状況、レッスン内容 |
| 個別相談 | 空き枠、相談テーマ、利用条件 |
| 制作・代行 | 制作例、対応範囲、納期の目安 |
開催日だけ直せればよい場合と、サービスページを頻繁に増やしたい場合とでは、必要な仕組みも異なります。
外注するなら、自分で直せる範囲、操作の説明があるかどうか、依頼が必要な修正にかかる費用を確認しておきましょう。予約枠は外部サービスで管理し、基本情報だけをホームページに置く方法もあります。
判断④ 操作とシステム管理を、どこまで担当できるか
文章の更新と、システムの管理は別の作業です。
WordPressを使う場合は、本体・テーマ・プラグインの更新やバックアップも考えなければなりません。自動化や外部の支援があっても、その担当範囲と、問題が起きたときの窓口は把握しておきましょう。
作成サービスの場合も、料金、機能、データの移行条件などを確認する必要があります。「公開すれば管理は不要」と考えず、誰が何を担当するのかを決めておきましょう。
依頼する範囲が決まったら、ホームページ制作の見積もりで確認したいことを使って、費用と作業内容を整理しましょう。
3つの架空のケースで考えてみる
開業準備中で、まず提供内容の反応を確かめたい
まだサービスを調整している段階で、自分で操作する時間もある。そんな場合は、一つの案内ページから試し、実際にもらった質問をもとに直していく進め方が考えられます。
募集開始が近く、本業の準備で手いっぱい
提供内容と原稿はそろっているけれど、ページを組む時間がない。この場合は、画面制作や受付設定を依頼する方法があります。素材をいつ渡せるかも含めて、公開までの工程を確認しましょう。
ページはあるが、説明がまとまらない
この場合は、デザインを全部変える前に、構成や原稿の整理だけを依頼する選択肢があります。何を頼めるのか、料金は何に対するものか、次にどこへ進めばよいのかを見直してみましょう。
これらのケースは説明のための例です。どの方法が必ず成功する、という意味ではありません。
担当の境目で作業が抜け落ちないように、送信テスト、公開作業、操作説明、公開後の不具合対応まで含まれるかどうかを確認してください。
自分に合う方法は、安さだけで決めるものではありません。まずは「自分ができる作業」「手伝ってほしい作業」「公開後に続けられる管理」を分けて考えてみてください。
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